それから優梨ちゃんは、しばらくアタシを慰めてくれて、それから家に帰っていった。

『桃ー!!ご飯よー!』

『ふぁぁぁい・・・』

パタパタ・・・

階段から降りてリビングへ向かうと・・・

『ちょっと桃!!?目が真っ赤よ??!』

お母さんが心配そうにアタシの瞳を覗き込む。

『うわぁ・・・お姉ちゃん充血してるよ!!?』

『うん・・・まぁちょっとね』

それからアタシたち家族は無言の夕食になった。

アタシは食べ終わった後すぐに部屋に戻り目薬をさして寝た。



『お姉ちゃん??起きてる??』

しばらくすると志穂の声が聞こえてきた。