その夜─

『ぅ・・・ふぅ・・・うう』

どうしても止まってくれない涙。

コンコン

ん・・?? 

『チースッ☆あそびにき・・・─』

『!!?ちょっとどうしたの??!!!なんかあったの??!』

ドアを開けたのは優梨ちゃんだった。

そういえばメールがきてたっけ・・。

優梨ちゃんだったんだ。

『なんでないてんだよ~』

『しょ・・・翔先輩・・・好きな子いるって・・・それで・・・ぅ・・・うわぁぁぁんッ』

『そんなぁ・・・アタシはてっきりいい感じになれたのかとおもったのに・・・』

『だから・・・アタシ・・・辛くてぇぇぇッ・・・』

『よしよし・・・元気だせ☆』

『う・・うん』

優しい優梨ちゃん・・。

だけど今日は元気になれないよ。

すごくすごく・・・

切ないよぉ・・