「美空、疲れていると思うが、俺をサハラ砂漠まで連れて行ってくれ。 穂波は1人にして悪いが、ここでおとなしくしてろ」 俺は直ぐに美空と共に部屋を飛び出し、Mの指示通りサハラ砂漠を目指した。 穂波が俺に、一体何を伝えようとしたのかは分からない… だけど、人類滅亡の危機を止めたいという思いは同じ筈だ。 「美空、行こう!!」 「うん!!」 外に出た俺は、美空と共にサハラ砂漠へと移動した―― .