ずっと不思議に思っていた。


「ねぇ?リオ?『悪魔』って人間のごはんとか食べれるの?」


「ん?オレ様はいつも食っているが・・・・」


「それは、分かってる。何で?」


「あぁ、『悪魔』にも食べれる者と食べられない者もいる」


「じゃぁ、リオは食べられる者なの?」


「そうだ、一般的にごはんを食べられる者は人間の姿をしている。ごはんを食べられない者は人間ではない姿をしている」


ホヘ~。


そうだったんだ。


ムニー。

リオはアタシの頬をつねった。

「痛い!何すんの!?」


「聞いているのか?」

「聞いてるって!」