ーーえっ
アタシが振り向きケンシローを見ると…ケンシローは怒っているのか…黙ったまま立っていた。
ーーケンシロー…
「I AM SORRY YOU CANNOT BELIEVE ME…I HAVE BEEN IN LOVE WITH YOU SINCE MY CHILDHOOD
YOU DONOT KNOW HOW MUCH I CARE FOR YOU
ALL RIGHT
I HAVE MISSED YOU SO MUCH」
と一気にケンシローは英語でまくし立てた。
後から解ったけど…興奮すると…思わず英語が出てしまうらしかった。
数学はダメだが英語はまあまあだったからある程度はアタシにも理解できた。
ケンシローは
「小さい時からずっと好きで…俺がどれだけ好きなのか…全然分かってない」
と言ったと思った。
なんで子供の頃から
そんな疑問はあっても…
それでも…ケンシローがアタシのために…
あんなにまで必死になってくれたことがアタシは嬉しくて…
自転車をほったらかしたままケンシローに駆け寄り、思い切り抱きついた。
ーーガシャン