「なんでって思っとるやろ」 ーーコクン アタシは声にすることすらできない程…驚き… そして嬉しく…また頭の中はだらけになっていた。 「俺…九大理工学部の2年。」 「なんで15歳のケンシローが大学2年なわけなのよ アタシをからかうにも程があるし」 そう言ってアタシが部屋を出ようとするとケンシローがアタシの手を掴み 「ちゃんと最後まで話聞きいや」 と言った。