しかし…何度やってみても…何の反応もなかった。





それからというもの…寝る間も惜しんで…再トランスできるよう…作り直し始めた。






夏になり…秋が過ぎ…冬…



マリネと別れ…一年になろうとしていた。





もう…真璃音は生まれてる頃…





遠くから…音巴が真璃音を抱いて…あの公園でブランコを漕いでるのを見たよ。





ホンマ幸せそうな顔しとった…。





何度も声をかけようとした…やけど…俺にはそれすら許されない身体になってもうてた。






どうやら…再トランスの時…極度の重力場の歪みが生み出す放射線にやられてしもうてたんや。