ーー2014年12月26日…
ガチャ…
「あ〜っパパが帰って来たよママ」
「ホントね。」
俺がドアを開けると…真璃音が駆け寄って来て…俺の脚に抱きついてきた。
「パパお帰り」
「あっ…ただいま。」
「お帰りなさい。寒かったでしょ」
「マリネ…」
「はーい」
「よかった…お前…大丈夫だったんだ。」
「ん何が」
「いや…何でもねえよ。」
「真璃音って名前なんだ。」
「何があなた何言ってんの当たり前じゃない。あなた…何か今日…変。
さあ…上がって…お風呂と食事…どっちにする」
「ん…」
「パパ一緒にお風呂入ろう」
「フッ…だってよ。」
「なら…風呂にするわ。」
「わーいお風呂」
そう言って真璃音は走り出したんや。