「マリネ…もうすぐやな。お前と逢う約束の日は…。今日は…2011年の9月5日…あと10日。



やけど…行けそうにもねえよ。それまで…生きれねえかも知れねえ…すまん…。



絶対お前を守るって…あの日…言ったんにな…。



あの日…マリネと別れ…俺はもとの6年後の2014年に戻ったんや。



2014年に戻り…俺のマンションのドアを開けると…



そこにはお前がいた。



しかも…俺とマリネの娘の真璃音もいた。



俺とマリネの間に…可愛い娘がおって…ちょい驚いたけど…それ以上に…幸せな家族の姿がそこにはあって…嬉しかったんや。



あの日…お前が死ぬことは回避できたんや…と俺の胸は熱くなった。



マリネに逢いに行って…ホントによかったと…



マジ…そう思ったんやで。」