「ケンシロー…どこよ…真璃音ももう2歳になって…歩けるようになったんだよ…



歩けるように…



なったのに…。」






マリネはあの場所から300m程…走り…歩道に座りこんでしまった。





タクはゆっくりとマリネの傍にいった。






「ほら…立てよ。大丈夫か…立てるか」






タクはマリネの身体を抱き抱えるようにマリネを起こすと…ゆっくりとマリネの手をひいて歩き出した。