夜7時にお母さんが帰って来て、すき焼きパーティーが始まった。





光司は日頃、何を食べてるのかと思ってしまうほど、がっついていた。





「お母さんお代わりお願いっす」



「あんた…さ…何杯目」



と百合まで呆れ顔で尋ねる。



「ん…5杯目」



「あんた…いつも食べさせてもらってないの」



「いいわよ百合ちゃん。さっ光司くん、食べなさい。タクちゃんも食べてる」



「頂いてます」



「百合やっぱ女はこうじゃないとダメだぞ」



「大きなお世話」





2時間の楽しいすき焼きパーティーは終わった。