「やっぱ嫌だ〜…離れたくないよ…」



「俺もや…放したくない…」




「どうしても無理…」



「無理かな…」







「あと…」


「1分…」






「嫌だよ…消えちゃ嫌だよ…」



「また…3年後…必ず逢いに行くから…」



「解った…マリネは俺が絶対に…守るから…」





「じゃ…また…な…3年後…待ってる。」



「う…ん…行くから…」






ケンシローが帰る時間になる前…どこからか…あの曲が聞こえ…





時計が物凄い高回転で回り始め、ケンシローの身体が七色に光りだし…。






ーーさようなら…ケンシロー…




ーーマリネ…またな







そして二人も…全て…真っ白な光に包まれた。