部活でクラを吹いてる時間だけが唯一アタシが輝ける時間。 体育は運動音痴のアタシには拷問でしかなく、美術は生まれもって絵心なんか微塵もないアタシには、やっぱり理解不能で… やなり血筋なのか…音楽だけだった。 しかしそんな大好きな時間でさえも欠伸が止まらない状態だった。 家に帰りソッコー寝ようとしても…どこかでケンシロー君のことが… あの謎のメールのことが気になり…また眠れない。