「ごめん…。」とアタシが謝るとケンシローはアタシの頭を撫で撫でしてくれ 「無理せえへんでええねん。 俺…そっちのマリネの方が好きやし。」 と言ってくれた。 ーーありがとう。 ーーやっぱり…ケンシローを好きになってよかった。 でも…どこかでは年下の彼氏に慰められてる自分が情けなくも感じた。 するとケンシローはいきなりアタシの手を握り 「行くで」と言って走り出した。