そのまま…一生で一度の初体験の夜は更けて行った。 今年最高の贈物は… ケンシローと出会えたこと… ありがとう… そう何度もケンシローの胸の中で呟いていたた。 ーー次の日の部活の時間。 「フンフフン…フフーン…。」 アタシがスキップ気味に部室まで走って行ってると、百合がいきなり横の教室から出て来て… アタシは百合に拉致された。