その夜、ケンシローはそのまま朝までアタシの部屋にいた。




朝方になり…来た時と同じようにアタシの部屋から自分の部屋に帰って行く。








アタシにとっても…ケンシローにとっても記念すべき大事な日。






ファーストキスと同時に初体験も済ませてしまい…。







裸をケンシローに見られるのが恥ずかしかったから…部屋の灯りは全部消して…真っ暗にした。





…胸だってかろうじてCだったし…ごめん…嫌いにならないでね。




そう祈った。




初Hの方は、正直…百合が言ってたみたいに強烈な痛みはなく…




こんなもんかというのが感想だけど…




そんなことよりも…初体験の相手がケンシローで良かったという気持ちと…


ケンシローとこのまま永遠にいられたら…って思ったし…






そのことがただ…嬉しかった。