「よく見ろ!俺はオオカミだ!どうだ、荒々しいだろ…お前を食べてやる。だが痛くはないぞ。まずは頭をかみ砕いてやるから痛みを感じる事なく天国へいけるぞふふふ…さあ、すぐ済むからおとなしくしな!」
「い…いやあ…」
こずきんちゃんは、半泣きになりながらオオカミのモリを見つめています。オオカミのモリは、満足そうな顔をして言いました。
「さあ、お仕置の時間だ!約束どおり、頭から一口に…」
「やだ…やめて許して…お姉様に叱られちゃうわ。」
「はあ?」
「まだ私は九歳よ。こんなのいけない。私が十六になったら、一緒にこの村を出て、どこか遠くの誰も知らない町で二人、細々と肩を寄せあって暮らしましょう。だから、今は許して、先生ぇ…」
「誰が先生じゃ!何どさくさに紛れて教師と女生徒の禁断の愛のシチュエーションを楽しんどるか!」
「えっ!そうじゃなかったの?」
「はあ…頼むから、この俺をこれ以上三枚目キャラにしないでよ~(ToT)もっと緊迫感保てないの?」