「出血→血液が体を循環しているから→送り出しているのは心臓→電気ショックで心臓ストップ→出血ピタッ!だとおもったのぉ~っ。えへっ、ひらめいちゃった!(*^_^*)v」
「何が『出血ピタッ!』じゃ!息の根まで止める気かこのジャリ!」
程なくして、二人は再び料理を開始し出しました。自分の隣りで野菜を切っているこずきんちゃんを横目で見ながら、オオカミのモリは、こずきんちゃんに対して脅威を感じていました。
―コイツはやばい―
オオカミのモリは、想像外のこずきんちゃんの行動に危険を感じていました。そこで、正に今、「殺られる前に殺る」事にしたのです。オオカミのモリは、帽子とマスクを脱ぎ捨て、こずきんちゃんに対して言いました。
「えーい、こずきん!俺様の顔をよく見ろ!このとんがった耳、大きく鋭いキバがはえた口、何を隠そうこの俺様は…」