「あ、ちなみに柳先輩は3年で、伊奈先輩の3年で、里子先輩だけ2年ね!!」


「わかった☆」





「日波マネ、自己紹介」



やっと監督が口を開いた。



「あっ」



あたしは急いでみんなの方を向く。



「日波千夏です!!頑張るのでよろしくお願いします!!」


「よろしく!!」



テンションが高い人約一名。


「アイツ、1年の青雅海。メッチャ野球が上手いの!!」


隼人は目をキラキラさせて言う。



「つまり、隼人の憧れの人?」


「えっ、なんでわかんの!?」



わかるでしょ・・・。


誰でも。