「今日、午後練から頼むわ!!」


「了解デス☆」







あっという間に時間は過ぎ・・・。



「あ~・・・緊張するぅ~!!」



あたしは今、隼人と一緒に階段を降りていた。


「そんなに緊張するもんじゃねって!」


隼人は緊張をほぐすように軽く言う。


「無理!あんたはもう慣れたからそんなこといえるんだよ、バカ!」


「だってそんなに・・・あ、和泉」


「和泉・・?あッ、杏ちゃんの!!」


「そーそー・・こが・・な?の好きな人?」


「小金杏奈!いい加減に覚えて!!」


「あーはいはい」



隼人はめんどくさそうに言う。