「ちぃ~帰ろ~♪」


今日は雨で部活がない希名子ちゃん。


「あ!待って。隼人が今あたしのこと監督に言ってるの。待ってて~」



「あぁ・・・やっぱあたし、用事あるから先帰る」



希名子ちゃんは肩を落として教室から出て行った。



「・・・?」



「あたしも今日部活ないんだッ☆一緒に待っててい?」


杏ちゃんはそのまま教室に残った。




そして15分後。


「千夏!いいってさ☆・・・誰?」



隼人はあたしの名前呼んでokがでたことを言うと、隣にいた杏ちゃんに気づく。



「小金杏奈。よろしくー☆」



「ども」



「でさ、新藤。聞きたいことがあるんだけど」


「・・・なに」