またいつものように教室へ入る。



「あ・・新藤のヤツ、今日早い」



「本当だ」



あたしは自分の机に鞄を置き、準備をする。



「・・・・・」



沈黙。


別に話してないけど。



「・・・・・あのさ」



隣の人が、顔を伏せながら話しかけてくる。



「はい・・・?」



「マネージャー・・・やってくんねえ?」





「・・・・・・・・は?」