冷酷組長は泣き虫、天然に恋をした



次の日


いつも通りの学校、長い授業・・・眠い~


真実「大きなあくび、昨日遅くまで起きてた
の?」


美海「んん~そんなところ〜」


真実「けど次の授業は寝れないね~」


美海「なんで?」


真実「だって次はあんたの苦手な古文だから
よ笑」


美海「うそ〜眠い・・・」


真実「まあ、寝そうになったら起こしてあげる
よ」


美海「たすかる~」


真実「だからと言って寝るなよ」


美海「あ、は~い」


真実ちゃんに任せて寝ようとしてたの
バレちゃった


キーンコーンカーン


京「お前ら早く席つけ」


生徒「やば、瀬戸先生くるの早い?!」


京「今日は紫式部の詩についてだ、49ページ
開け」


始まる、瀬戸先生の子守が・・・


瀬戸「一回俺が読む、後から1人ずつ読め」


全員『はーい』


瀬戸「紫式部・・・」


美海「⋯」


真実「寝るの早すぎ・起きろ・・・ボソ」


美海「んんーー」


だめだ子守にしか聞こえない〜


瀬戸「それじゃあ1人ずつ読め、」


美海「スース・・・」


真実「美海!みーみー!」


京「伊藤次お前だぞ」


真実「は、はい!」


京「次、栗山」


美海「⋯」


京「?栗山…」


真実(うわぁ~しーらない)


京「⋯」


古文は5時間目なので眠たくなるのは当然
真実ちゃんの声も聞こえないほど爆睡していた。