俺は腹の底から叫んだ。
「えぇーっ!!!!」

クスクスクス―。
みんな笑っていた。
「テメェっ秋原っ
嘘ついてんじゃねーよ!」
と俺は叫んだ。
俺はそう言って
嘘だと思い組分け表を
見ている奴等を
押しのけて目の前まで
見に行った─。
秋原は馬鹿にするように
クスッ。と笑って
「本当だもーん!」と
言って他の女子達と
1組に行った。

・・・・俺は本当に
1組だった。
最悪っ!!!!
今日から2年が
終わるまで最悪な
一年になりそうだ・・・・
そう思って俺は呆然と
立ち尽くしていた。