土曜日の昼下がり。繁華街にある時計台の下、そこで妹の天音ちゃんを待つ俺。
12時50分、約束の時間まであと10分。
腕時計で時間を確認し、天音ちゃんが来るだろう方向に視線を向ける。
「お兄ちゃ~んっ!」
可愛い声が聞こえ目線をそちらにずらすと
ブラウンのオフショルトップスにスキニーというシンプルな格好だが、華がある。すらりと背が高めで美人な天音ちゃん。
(亜優ちゃんは小さくて童顔。ああ、亜優ちゃん今何してるのかな?)
亜優ちゃんと付き合えてから、毎日電話もRINEもしているけど、そんなんじゃ足りない。俺としては家にいる間ずっと、通話を繋げておきたいくらいだ。
それに、お互いに学校や会社もありまだあれから会えていないのだ。
(今日、後で会いにいこうかな。)
約束はしていないし、留守かもしれない。でも、
会いたくてたまらなくなってしまった。
12時50分、約束の時間まであと10分。
腕時計で時間を確認し、天音ちゃんが来るだろう方向に視線を向ける。
「お兄ちゃ~んっ!」
可愛い声が聞こえ目線をそちらにずらすと
ブラウンのオフショルトップスにスキニーというシンプルな格好だが、華がある。すらりと背が高めで美人な天音ちゃん。
(亜優ちゃんは小さくて童顔。ああ、亜優ちゃん今何してるのかな?)
亜優ちゃんと付き合えてから、毎日電話もRINEもしているけど、そんなんじゃ足りない。俺としては家にいる間ずっと、通話を繋げておきたいくらいだ。
それに、お互いに学校や会社もありまだあれから会えていないのだ。
(今日、後で会いにいこうかな。)
約束はしていないし、留守かもしれない。でも、
会いたくてたまらなくなってしまった。

