私が着く頃には既に龍斗が居た。


沙羅「お待たせ」


龍斗「おぉ!今日化粧薄いんだなー」


沙羅「お店休みの日は基本薄いよ」


龍斗「店?ってなんの?」


沙羅「スナック、母親の手伝い」


龍斗「あぁ、そうなのか」


引かれたかなぁ?と思った


龍斗「よし、行くか!」


沙羅「うん!何食べいくの?」


龍斗「焼肉でいい?」


沙羅「おっけー!」


あ、意外とあっさり、引かないのかな
16歳でスナックしてるって
気遣ってくれたのかな?



その後3時間くらい話ながら沢山食べ店を出た



龍斗「帰るか!送る!」


龍斗と話に夢中で忘れてたけど


帰れないよ。
朝まで帰ってくるなって



またいつもと同じ
孤独に1人で時間潰さないといけない。




沙羅「………」


龍斗「沙羅?どした?」


沙羅「帰れない」
ボソッと呟く