龍斗のマンションにつき
今日もシャワーを済ませ髪の毛を乾かしてもらう
そして龍斗と2時間ほどずっとお互いの好きな物や行きたい場所等他愛もない話をしていた。
龍斗「そろそろ寝るか?」
沙羅「うん、眠くなってきた」
2人で龍斗のベッドに横になる
沙羅「龍斗?」
龍斗「ん?寝れない?」
沙羅「違う、寝たいけどちょっと話したい」
龍斗「どした?」
沙羅「あのね、お母さんのスナックの手伝いしてるって言ったでしょ?」
龍斗は静かに私の話を聞いてくれた。
沙羅「私、殆ど毎日手伝いしてて、仕事終わり帰るとすぐにあの人に朝まで帰ってこないでって言われて学校の友達とかも寝てる時間だし、その辺で時間潰して朝帰ってシャワー入って学校行くのね?お店休みの日はお昼頃から言われていつも街歩いたり公園行ったりして時間潰してたのね?正直それが毎日だから寝れなくてしんどかった、でも昨日龍斗が泊めてくれて、一緒に寝てくれて久しぶりにゆっくり寝れて嬉しかった。ほんとにありがとう」
龍斗「話してくれてありがとな、公園で寝られるくらいなら毎日来いよ、毎日でも一緒に寝てやるよ」
と満面の笑みで言ってくれた
沙羅「ありがとう」
今日も龍斗の体温を感じながら寝れるのが正直嬉しかった
人の温もりって安心して寝れる。