「隣国の者とは、どなたでしょうか? それと、何故、原因が宝石だと思われたのですか」
「それは、隣国の第二王子だ。この話は第一王子には伝えてはいない。今はこれ以上の事は言えないが、時が来れば皆の耳にも入るだろう。それと、原因だと思った理由だが、第二王子の情報で、その宝石が隣国の秘宝だということが分かった。しかも、隣国は扱いの難しい石だということも分かっていながら、その秘宝をわざわざ嫁ぐ娘に渡した。それは、もう個人間の問題では済まされない……、ということは分かるよね」
「……なるほど、それについては分かりました。後は、宝石について詳しくお聞きしたいのですが、それはエマが来てからでも良いでしょうか」
「そうだね。エマも知っていることがあるかもしれないから、そうしよう。それまでの間、皆少し休憩すると良いよ」
アレックスとエリザベスの会話が落ち着きを見せたところで休憩となったようだ。休憩と聞き、ルイーズは皆に話しかけた。
「少し外に出てきても良いでしょうか?」
「ルイーズちゃん、エリーちゃんの様子が気になるのね。私も様子を見に行くわ、一緒に行きましょう。」
ルイーズとイリスは、エリーが休んでいる医務室へ向かったようだ。
「それは、隣国の第二王子だ。この話は第一王子には伝えてはいない。今はこれ以上の事は言えないが、時が来れば皆の耳にも入るだろう。それと、原因だと思った理由だが、第二王子の情報で、その宝石が隣国の秘宝だということが分かった。しかも、隣国は扱いの難しい石だということも分かっていながら、その秘宝をわざわざ嫁ぐ娘に渡した。それは、もう個人間の問題では済まされない……、ということは分かるよね」
「……なるほど、それについては分かりました。後は、宝石について詳しくお聞きしたいのですが、それはエマが来てからでも良いでしょうか」
「そうだね。エマも知っていることがあるかもしれないから、そうしよう。それまでの間、皆少し休憩すると良いよ」
アレックスとエリザベスの会話が落ち着きを見せたところで休憩となったようだ。休憩と聞き、ルイーズは皆に話しかけた。
「少し外に出てきても良いでしょうか?」
「ルイーズちゃん、エリーちゃんの様子が気になるのね。私も様子を見に行くわ、一緒に行きましょう。」
ルイーズとイリスは、エリーが休んでいる医務室へ向かったようだ。