私が1番に向かった先は、お母さんの所でも彼氏の所でもなく、お姉ちゃんの所だった。



私は大のお姉ちゃん子で小さい頃から、何をするにもお姉ちゃんが一緒だった。

7つ違いのお姉ちゃんは、2年前の22の時に結婚をし、今現在は夫婦2人で暮らしている。



私はそのお姉ちゃんのマンションを目指した。







お姉ちゃん、
なんて言うかな…?
怒られるかな…?




妊娠したって実感が全くわかなくて、どうしても客観的に思ってしまう自分がいた。



そんな事考えてるうちに、お姉ちゃんの住むマンションまで来てしまい急に緊張感が高まってきていた。