「私は彼氏とか居ないけど幸せなのよー!!」

ガチャッ─…!!!


『あの~大丈夫ですか??』

「「えっ??」」

いきなりドアが開いて、外の光がエレベーター内に差し込んだ。

『あの~エレベーター会社の者ですが…』

私と要は顔を見合わせた。

「あー!!やっと黒あめナメれるーっ!!!」
「あー!!やっとトイレに行けるーっ!!!」

私達は勢いよく外に出た。
それはもう…流れ星のようなスピードで!!!