5分後─…

「「はぁっ、、はぁ…」」

やっぱり無理だった。

「っていうか!!エレベーターって普通止まっちゃダメだよねー??美砂ピョン!!」

「確かに!!!普通は止まらないよ!!」

何故かボルテージが上がっていく二人…。

「どこのメーカーなんだよ!!訴えてやる!!」

「そうだそうだ!!!」

二人で、社名が乗っているドアのところを見た。

英語で書かれている文字を二人で読んでいく…。

「「シ」」

「「ン」」

「「●…」」

「「ラー。…」」

読み終えてから要と私は、同時に顔を見合わせた。