〜結乃華〜

「ん、朝か、」
太陽の眩しい光で目が覚める。朝ってなんでこんなに明るいのだろうか。
身支度をして学校に行く準備をする。ブレザー着るのがめんどくさくてパーカーを着ている。
私が通ってる高校は学力が、底辺層~最高まで扱ってる。
「良し、終わった。ご飯は、、、要らんか。行ってきまーす、」
10歳ときに親が死んだ。施設ではあんまりいい待遇を受けてない。中学卒業したら一人暮らしというレベル。正直そっちの方が楽。
しばらく歩くと見覚えのある道が見えてきた。
ここで友達を待つ
「結乃華。おはよ。」
「おはよ。ロロ。」
この子は東川ロロ。男の子。ロロの家族は大家族らしく、毎日大変そう。
「あー、クラス入りたくねぇー、」
「うん。今日も荒れてるよね、」
「だよなぁ、学級長お疲れさん」
「ありがとう。アイツらを躾けるって無謀だわ()」
私とロロが通ってる江島学園は進学校なのだが生徒の性格でクラスを分けている。Aが、1番優秀、Eが1番最低。でもAは皆同じ考え。Eは民度が悪い。そんなクラスに私は馴染めない。
「学校行きたくねー、」
「単位取らないと留年ってやだ」
「まぁ、単位取りまくってDに返り咲くって最高じゃん」
「お互い頑張ろ」
2人で他愛もない話をして学校へ向かった。