ーーーーーーーーあれは入学式前日の事だった。
私はいつも通り空手の練習を終え、帰路に着いた。



あー疲れた。楽しいけど、練習きついんだよなぁ。
先生は高校入ったら続けるかわからないから、って言ってるけどバリバリ続けるつもりだし。



「こんにちは。いえ、こんばんは、でしょうか?
ここらはもう危険です。特に今日は。早く帰りなさい」


と見知らぬイケメンに話しかけられた。
銀髪に垂れている目、高身長。うわ、アクスタにして部屋に飾りたい。何?この人。ほんとに同じ人類?

絶対嘘なんですけど。