そう言おうとした。 「あ。櫻井くんなら大丈夫」 すごく嬉しそうな顔をしている。 「とりあえず、行こう」 そう言われて、図書室に行った。 「うわ~。古臭い本のにおいがするね~」 いや~ん。 そんな感じに聞こえて競う。 「で、相談って何?」 「とりあえず、椅子に座って欲しいな」 恐る恐る椅子に座った。 香水がにおう。