「…抜けがけ、禁止な。」
その言葉で全てを悟れる、それが双子。
真もまだ、みいが好き。
抜けがけ禁止、と言われたけど部活に入っていない俺はすみれが丘女学院の高等部に転入すると聞いていたので、放課後、少し緊張しつつすみれが丘女学院の校門にいた。
周りからの視線が痛い。
そりゃあ女子校の前に男子が立ってたら、目立つ。
「優ちゃん!?」
聞きたかった声がして、見るとそこにはみいと女の子の姿が。
すみれが丘女学院の白いセーラー服を着ているみいは、ものすごくかわいくて。
今まで何度もすみれが丘の制服を着ている女子なんて見たことがあるのに、こんなに好きな子が着るだけで可愛いと思えるの?
みいの一つ一つの言動も、仕草も、可愛くて。
美味しそうにアイスを食べる姿も、可愛らしく手をふる姿も。
「優ちゃん」
そう呼ばれる名前の響きも、くすぐったくて、嬉しくて。
「優ちゃん、送ってくれてありがとう。ここで大丈夫だよ。」
その言葉で全てを悟れる、それが双子。
真もまだ、みいが好き。
抜けがけ禁止、と言われたけど部活に入っていない俺はすみれが丘女学院の高等部に転入すると聞いていたので、放課後、少し緊張しつつすみれが丘女学院の校門にいた。
周りからの視線が痛い。
そりゃあ女子校の前に男子が立ってたら、目立つ。
「優ちゃん!?」
聞きたかった声がして、見るとそこにはみいと女の子の姿が。
すみれが丘女学院の白いセーラー服を着ているみいは、ものすごくかわいくて。
今まで何度もすみれが丘の制服を着ている女子なんて見たことがあるのに、こんなに好きな子が着るだけで可愛いと思えるの?
みいの一つ一つの言動も、仕草も、可愛くて。
美味しそうにアイスを食べる姿も、可愛らしく手をふる姿も。
「優ちゃん」
そう呼ばれる名前の響きも、くすぐったくて、嬉しくて。
「優ちゃん、送ってくれてありがとう。ここで大丈夫だよ。」