キリリとしたショートカットがとても似合う、爽やかな夕姫ちゃん。
よかった、友達できた!
「うん、ミラって呼んで!」
優ちゃん、真ちゃん、私、友達できたよ!
なぜかいちばんに二人に教えたくなったのは、秘密。
今日、会いに行っちゃおうかな…
「ねえねえ、ミラ、ずっと聞きたかったんだけど、あの二人とはそのあと結局どうなったの?」
「え?あの二人?」
わかんなくってフーちゃんの顔を見る。
「一ノ瀬優と、一ノ瀬真!ほらミラってあの二人と家が隣の幼なじみだったじゃん!」
「え、何その話!聞きたい聞きたい!」
夕姫ちゃんが身を乗り出す。
「あのね、ミラの隣の家にはね、それはそれはかっこいいモテモテの学校の王子的存在の双子が住んでたの。二人ともミラをとり合って、まるでミラはお姫様だったんだから!ね!ミラ!」
お姫様!?
私が!?
「ないよ!そんなの!あの二人はただの幼なじみだもん!」
二人がモテモテだったのは確かだけど、でも私は二人にとって多分家が隣の女の子ってだけの存在だったと思うし…
よかった、友達できた!
「うん、ミラって呼んで!」
優ちゃん、真ちゃん、私、友達できたよ!
なぜかいちばんに二人に教えたくなったのは、秘密。
今日、会いに行っちゃおうかな…
「ねえねえ、ミラ、ずっと聞きたかったんだけど、あの二人とはそのあと結局どうなったの?」
「え?あの二人?」
わかんなくってフーちゃんの顔を見る。
「一ノ瀬優と、一ノ瀬真!ほらミラってあの二人と家が隣の幼なじみだったじゃん!」
「え、何その話!聞きたい聞きたい!」
夕姫ちゃんが身を乗り出す。
「あのね、ミラの隣の家にはね、それはそれはかっこいいモテモテの学校の王子的存在の双子が住んでたの。二人ともミラをとり合って、まるでミラはお姫様だったんだから!ね!ミラ!」
お姫様!?
私が!?
「ないよ!そんなの!あの二人はただの幼なじみだもん!」
二人がモテモテだったのは確かだけど、でも私は二人にとって多分家が隣の女の子ってだけの存在だったと思うし…