そして文化祭当日。
実行委員の最後の確認作業のため、いつもより少し早く家を出る。
学校の中は前日の準備で色とりどりの風船やキラキラした飾り付けがされてて、いよいよ始まるんだなってワクワクする。
「一ノ瀬君!」
「あ、おはよう。秋山さん。」
あれ?
秋山さん、なんかいつもと少し…
「髪、くるくるしてる?」
ショートカットの髪がいつもよりフワフワしてる。
「こ、これはお姉ちゃんがしてくれて…変かな?」
「似合ってる!かわいい!」
そういうと秋山さんの顔は真っ赤になった。
俺またやっちゃった?
無意識なんだよね、こういうこと言っちゃうの。
前に翔也に言われたっけ。
「直って外国育ちなだけあってサラッとイケメンなこと言うよな!」
って。
外国育ちとかあんまり関係ないと思うけど。
だけど本当に可愛いって思ったからいったんだ。
「ありがとう…あの、一ノ瀬君。」
秋山さんが少し俺に近づいた。
「明日の後夜祭、のときにね、話があるの。」
真剣な眼差し。
実行委員の最後の確認作業のため、いつもより少し早く家を出る。
学校の中は前日の準備で色とりどりの風船やキラキラした飾り付けがされてて、いよいよ始まるんだなってワクワクする。
「一ノ瀬君!」
「あ、おはよう。秋山さん。」
あれ?
秋山さん、なんかいつもと少し…
「髪、くるくるしてる?」
ショートカットの髪がいつもよりフワフワしてる。
「こ、これはお姉ちゃんがしてくれて…変かな?」
「似合ってる!かわいい!」
そういうと秋山さんの顔は真っ赤になった。
俺またやっちゃった?
無意識なんだよね、こういうこと言っちゃうの。
前に翔也に言われたっけ。
「直って外国育ちなだけあってサラッとイケメンなこと言うよな!」
って。
外国育ちとかあんまり関係ないと思うけど。
だけど本当に可愛いって思ったからいったんだ。
「ありがとう…あの、一ノ瀬君。」
秋山さんが少し俺に近づいた。
「明日の後夜祭、のときにね、話があるの。」
真剣な眼差し。