「えっ、ひなのちゃん、彼氏いたことないの!?」
向かいに座った男の子、えっと名前は確か柚木君。
「…えっと、はい…」
「えー!?まじ!?そんなにかわいいのに!」
そう食い気味に言われて、わたしは苦笑いを返すしかない。
綾瀬ひなの、来年でで19歳になる18歳。
早生まれだから、成人式の日もまだ二十歳にはならないのが不思議な感覚で、今からお酒飲んだりできないな、なんて考えたり。
「えー、じゃあさじゃあさ、俺とメアド交換しようよ!俺、ひなのちゃんみたいに小さくて清楚な子、すっげータイプ!」
どうしよう…
なんかこういう場、苦手。
でもせっかく誘ってくれたんだし、断るのは悪いかもだし…
「こーら、ひなは今日は人数合わせできてってあたしが無理やり頼んだんだから、手出さない!」
近づいてきた柚木君の手を遮ったのは、綺麗にネイルアートが施された手。
「なんだよ、じゃあ和華ちゃん、メアド交換しようよ!」
「えー、どうしよっかなー!」
向かいに座った男の子、えっと名前は確か柚木君。
「…えっと、はい…」
「えー!?まじ!?そんなにかわいいのに!」
そう食い気味に言われて、わたしは苦笑いを返すしかない。
綾瀬ひなの、来年でで19歳になる18歳。
早生まれだから、成人式の日もまだ二十歳にはならないのが不思議な感覚で、今からお酒飲んだりできないな、なんて考えたり。
「えー、じゃあさじゃあさ、俺とメアド交換しようよ!俺、ひなのちゃんみたいに小さくて清楚な子、すっげータイプ!」
どうしよう…
なんかこういう場、苦手。
でもせっかく誘ってくれたんだし、断るのは悪いかもだし…
「こーら、ひなは今日は人数合わせできてってあたしが無理やり頼んだんだから、手出さない!」
近づいてきた柚木君の手を遮ったのは、綺麗にネイルアートが施された手。
「なんだよ、じゃあ和華ちゃん、メアド交換しようよ!」
「えー、どうしよっかなー!」