「くるみもう食べてるの?」
「ん?あーこれ?買ってくれたの。」
へえ、川上君、優しいね。
「なんか間宮さんにりんご飴って似合うなーって。」
「は?意味わかんない。」
相変わらず辛辣なくるみ。
「あ、一ノ瀬君きた。」
ほんと!?
どうしよう、なんだかすごく緊張してきた。
くるみは浴衣じゃないし、あたしだけ張り切ってるとか思われないかな?
「直ー!」
「ごめん、俺遅かった?」
走ってきたのか息を切らしてる一ノ瀬君。
私服姿、初めて見た。
シンプルなTシャツにチノパンなのにカッコいい。
「ううん、ぴったり。よし、全員揃ったし行こ!」
まずは神社にある屋台の方に行ってみることに。
道は狭いから前に川上君とくるみ、後ろにあたしと一ノ瀬君。
「へー、日本のお祭りってこんな感じなんだ。なんか面白いね。」
屋台のライトが映り込んだ一ノ瀬君のビー球みたいな目はいつにも増してこの世の綺麗なものすべて詰め込んだみたいにキラキラしてる。
「なにあれ!魚すくってる!」
「ん?あーこれ?買ってくれたの。」
へえ、川上君、優しいね。
「なんか間宮さんにりんご飴って似合うなーって。」
「は?意味わかんない。」
相変わらず辛辣なくるみ。
「あ、一ノ瀬君きた。」
ほんと!?
どうしよう、なんだかすごく緊張してきた。
くるみは浴衣じゃないし、あたしだけ張り切ってるとか思われないかな?
「直ー!」
「ごめん、俺遅かった?」
走ってきたのか息を切らしてる一ノ瀬君。
私服姿、初めて見た。
シンプルなTシャツにチノパンなのにカッコいい。
「ううん、ぴったり。よし、全員揃ったし行こ!」
まずは神社にある屋台の方に行ってみることに。
道は狭いから前に川上君とくるみ、後ろにあたしと一ノ瀬君。
「へー、日本のお祭りってこんな感じなんだ。なんか面白いね。」
屋台のライトが映り込んだ一ノ瀬君のビー球みたいな目はいつにも増してこの世の綺麗なものすべて詰め込んだみたいにキラキラしてる。
「なにあれ!魚すくってる!」