それは3日前。
ホームルームが終わり部活に行こうとしていたあたしに一ノ瀬君が話しかけてきてくれた。
それだけで今日はラッキーデイ!なんて頭に花びらが浮かんだ。
そしてなんと一ノ瀬君は花火大会に行かないか、と誘ってきたのだ。
もちろん、あたしは飛び上がる勢いで嬉しくて、本当に嬉しくて。
はやる気持ちを抑えながら行く、と返事をした直後、一気に崖に突き落とされた感じ。
「間宮さんも誘ってくれないかな?」
間宮さん…
くるみの名字だ。
そのあとの一ノ瀬君の言葉、ほとんど聞けれなかった。
一ノ瀬君は、くるみと花火大会に行きたいんだ。
…くるみのこと、好きなのかな。
いや、好きじゃなかったら花火大会になんて誘わないよね。
ひとりで教室を出たあと、あたしは目から出てきそうになるものを必死で抑えた。
失恋、早いなー…
つい最近自覚した思い。
あたし、一ノ瀬君のことが、好き。
ホームルームが終わり部活に行こうとしていたあたしに一ノ瀬君が話しかけてきてくれた。
それだけで今日はラッキーデイ!なんて頭に花びらが浮かんだ。
そしてなんと一ノ瀬君は花火大会に行かないか、と誘ってきたのだ。
もちろん、あたしは飛び上がる勢いで嬉しくて、本当に嬉しくて。
はやる気持ちを抑えながら行く、と返事をした直後、一気に崖に突き落とされた感じ。
「間宮さんも誘ってくれないかな?」
間宮さん…
くるみの名字だ。
そのあとの一ノ瀬君の言葉、ほとんど聞けれなかった。
一ノ瀬君は、くるみと花火大会に行きたいんだ。
…くるみのこと、好きなのかな。
いや、好きじゃなかったら花火大会になんて誘わないよね。
ひとりで教室を出たあと、あたしは目から出てきそうになるものを必死で抑えた。
失恋、早いなー…
つい最近自覚した思い。
あたし、一ノ瀬君のことが、好き。