この子がリンちゃん!

「ほら、一ノ瀬。」

久住君がリンちゃんを抱っこして一ノ瀬君に近づける。

「…リン、ちょっと太ったね。」

「よく食うんだよ、そいつ。」

い、一ノ瀬君!

なにその笑顔!

優しい顔!

あたしも今まであまり向けられたことのない顔。

ありがとう、リンちゃん!

あなたのおかげで超お宝ショット、いただきました!


「またいつでも見に来いよ。リンも一ノ瀬に会えて嬉しそうだったし。」

「…うん、ありがと。」

よかったね、一ノ瀬君!


end