この日、私は星凪くんと一緒に眠った。
朝起きて、1番最初に見るのが星凪くんの寝顔である事に、私は嬉しくて、ついぎゅっと抱き締めてしまう。そして、彼の睡眠を邪魔するの。
「おはよ、愛莉菜《ありな》。」
「おはよう、星凪《せな》くん。星凪くんの寝顔可愛かった。」
「可愛いのはお前だろ。」
そう言って、私を腕の中へ引き寄せてくれる。
あぁ、此処が、私の居場所。彼の腕の中に居ると、本当に安心するんだ。
眉毛がなくて一重《ひとえ》で金髪。口にはピアスまで。外見だけ見ると怖いのに、中身は超絶激甘お砂糖対応な王子様。
星凪くんは、優しくて甘い時間を私にくれる。それはまるで、ケーキのよう。
だけどそれは、私だけの特別なケーキ。
私だけが食べる事を許された『私専用ケーキ』みたい。
朝起きて、1番最初に見るのが星凪くんの寝顔である事に、私は嬉しくて、ついぎゅっと抱き締めてしまう。そして、彼の睡眠を邪魔するの。
「おはよ、愛莉菜《ありな》。」
「おはよう、星凪《せな》くん。星凪くんの寝顔可愛かった。」
「可愛いのはお前だろ。」
そう言って、私を腕の中へ引き寄せてくれる。
あぁ、此処が、私の居場所。彼の腕の中に居ると、本当に安心するんだ。
眉毛がなくて一重《ひとえ》で金髪。口にはピアスまで。外見だけ見ると怖いのに、中身は超絶激甘お砂糖対応な王子様。
星凪くんは、優しくて甘い時間を私にくれる。それはまるで、ケーキのよう。
だけどそれは、私だけの特別なケーキ。
私だけが食べる事を許された『私専用ケーキ』みたい。