「あっ、これは?」
あたしが手にとったのはペアの携帯ストラップ。
ペンギンが赤いハートを持っていて、2つ合わせてハートになる。
ハートのところに赤い小さな石がついていて、大人っぽいデザインだし、確かゆづちゃんには中学の時から付き合っているという彼氏がいる。
「時都さんにもおみやげ買おうと思ってたから丁度いいや。日菜、割り勘にしようぜ。」
ゆづちゃんの彼氏、時都さんはすごくかっこよくて優しそうな人だった。
「うん!」
あたしは早速お財布を取り出す。
ストラップとぬいぐるみを買ってレジを離れる。
「修学旅行、終わりだな。」
「うん…あっという間だったね。いっちゃんはどこが一番楽しかった?」
いっちゃんはなぜかあたしの顔をじっと見た。
な、何だろ…何かついてるのかな?
「今が一番楽しかった。」
今?
旭山動物園がってことかな?
「日菜ー!そろそろ行くって!ってあら、伊月君。」
あたしが手にとったのはペアの携帯ストラップ。
ペンギンが赤いハートを持っていて、2つ合わせてハートになる。
ハートのところに赤い小さな石がついていて、大人っぽいデザインだし、確かゆづちゃんには中学の時から付き合っているという彼氏がいる。
「時都さんにもおみやげ買おうと思ってたから丁度いいや。日菜、割り勘にしようぜ。」
ゆづちゃんの彼氏、時都さんはすごくかっこよくて優しそうな人だった。
「うん!」
あたしは早速お財布を取り出す。
ストラップとぬいぐるみを買ってレジを離れる。
「修学旅行、終わりだな。」
「うん…あっという間だったね。いっちゃんはどこが一番楽しかった?」
いっちゃんはなぜかあたしの顔をじっと見た。
な、何だろ…何かついてるのかな?
「今が一番楽しかった。」
今?
旭山動物園がってことかな?
「日菜ー!そろそろ行くって!ってあら、伊月君。」