いっちゃんがいてくれて、何度も救われた。
いっちゃんには、本当に感謝している。
だけどあたしが好きなのは、恋しているのはやっぱり藤咲君なんだ。
突撃、あたって砕けろな告白からはや二ヶ月。
もうすぐ、二学期も終わろうとしている。
返事はわかっているから、別に期待しているわけじゃない。
諦めるのにはもう少し時間がかかるみたい。
「あ、そうだ。クリスマスイブ、家に彼女来るから。」
こたつでココアを飲みながらテレビを見ていた真生が突然そんなことを言い出した。
あたしは思わずびっくりして持っていたオーナメントを落としてしまう。
「真生ったらやるー!なんていう子?」
同じくこたつでこちらはコーヒーを飲んでいたちぃちゃんは全く動じる様子はなく、そんなことを聞いていて。
「綾瀬麻央。同じクラスのやつ。」
聞かれると恥ずかしいのか、少し照れた様子の真生になんだか安心するのはなぜ?
いっちゃんには、本当に感謝している。
だけどあたしが好きなのは、恋しているのはやっぱり藤咲君なんだ。
突撃、あたって砕けろな告白からはや二ヶ月。
もうすぐ、二学期も終わろうとしている。
返事はわかっているから、別に期待しているわけじゃない。
諦めるのにはもう少し時間がかかるみたい。
「あ、そうだ。クリスマスイブ、家に彼女来るから。」
こたつでココアを飲みながらテレビを見ていた真生が突然そんなことを言い出した。
あたしは思わずびっくりして持っていたオーナメントを落としてしまう。
「真生ったらやるー!なんていう子?」
同じくこたつでこちらはコーヒーを飲んでいたちぃちゃんは全く動じる様子はなく、そんなことを聞いていて。
「綾瀬麻央。同じクラスのやつ。」
聞かれると恥ずかしいのか、少し照れた様子の真生になんだか安心するのはなぜ?