だけど、せめてこの気持ちを伝えたい。
だってあたしの、初恋だから。
初めて恋をした、この気持ちをちゃんと伝えて、終わらしたいの。
そうじゃなきゃ、きっと次の恋にも進めない気がする。
「藤咲君のことが、好き…」
もう一度、確かめるようにゆっくりと言ってみた。
相変わらずぐっすりと熟睡している藤咲君。
聞こえてないよね。
「…ん…はる、かわ?」
っ…!?
とつぜんムクリと起きあがった藤咲君。
きっ、聞こえてない!?
「あっ!おっ、おはよう!」
おはようって!
今夜の七時半だって!
もう、テンパりすぎて言ってることめちゃくちゃだよ。
「今何時?」
「七時半です。」
「嘘、学校閉まるじゃん。もしかして気つかってくれた?」
まだ少し眠そうに机からあたしを見上げる藤咲君はなんだかかわいい。
背が低いあたしはいつも藤咲君を見上げて話してるから、なんだか新鮮。
だってあたしの、初恋だから。
初めて恋をした、この気持ちをちゃんと伝えて、終わらしたいの。
そうじゃなきゃ、きっと次の恋にも進めない気がする。
「藤咲君のことが、好き…」
もう一度、確かめるようにゆっくりと言ってみた。
相変わらずぐっすりと熟睡している藤咲君。
聞こえてないよね。
「…ん…はる、かわ?」
っ…!?
とつぜんムクリと起きあがった藤咲君。
きっ、聞こえてない!?
「あっ!おっ、おはよう!」
おはようって!
今夜の七時半だって!
もう、テンパりすぎて言ってることめちゃくちゃだよ。
「今何時?」
「七時半です。」
「嘘、学校閉まるじゃん。もしかして気つかってくれた?」
まだ少し眠そうに机からあたしを見上げる藤咲君はなんだかかわいい。
背が低いあたしはいつも藤咲君を見上げて話してるから、なんだか新鮮。