夏休みはあっという間に終わっていった。
神様、もとい美恵ちゃんと中原君は最後の最後にあたしにビッグサプライズをくれた。
美恵ちゃんと買い物に行く約束をしていて、集合場所をいつもの公園じゃなくて駅にしようと言われたとき、少し不思議に思ったけど特に気に留めていなかった。
そして待ち合わせの駅の時計台の前につくと、そこに立っていたのは…
なんと!藤咲君。
お祭りですれ違った依頼だったからこんなに近くで話すのは久しぶりで。
相変わらずかっこ良くて、優しくて。
なんとなく気まずいまま夏休みを迎えていたのに、まるでそれが嘘だったみたいに楽しく買い物ができて。
でも気になっていた。
だって藤咲君には彼女がいるのに、あたしなんかと二人でいていいのかな。
いくら美恵ちゃんと中原君が仕組んだこととはいえ、このことを知ったらきっといい気分ではないはずだ。
でもね、藤咲君。
あたし、馬鹿だから期待しちゃう。
神様、もとい美恵ちゃんと中原君は最後の最後にあたしにビッグサプライズをくれた。
美恵ちゃんと買い物に行く約束をしていて、集合場所をいつもの公園じゃなくて駅にしようと言われたとき、少し不思議に思ったけど特に気に留めていなかった。
そして待ち合わせの駅の時計台の前につくと、そこに立っていたのは…
なんと!藤咲君。
お祭りですれ違った依頼だったからこんなに近くで話すのは久しぶりで。
相変わらずかっこ良くて、優しくて。
なんとなく気まずいまま夏休みを迎えていたのに、まるでそれが嘘だったみたいに楽しく買い物ができて。
でも気になっていた。
だって藤咲君には彼女がいるのに、あたしなんかと二人でいていいのかな。
いくら美恵ちゃんと中原君が仕組んだこととはいえ、このことを知ったらきっといい気分ではないはずだ。
でもね、藤咲君。
あたし、馬鹿だから期待しちゃう。