怒りながら頬を膨らまして速水君を見上げるさくも、それを少し笑いながら見つめる優しい速水君も、全てが幸せそうで微笑ましい。
二人は生まれた時からの幼なじみなんだっけ。
「でもさ、大和だってさくちゃんのドレス姿、綺麗すぎて直視できないとか言ってたよ!な、真!」
「あー、もう可愛すぎてやばい、とかも言ってたな。」
速水君の友達が笑いながら言う。
「おい、梓…」
「はいはい、こんな日まで喧嘩しないの。それにいいじゃん、たまには。」
帰り道、二次会があって電車に乗ったのは終電ギリギリ。
「いい式だったね。」
帰りは日芽と一緒。
今日結婚式に出席するために昨日まで残業していた日芽はずっとくまが残ってないか心配してた。
「うん、なんか結婚っていいよね。」
「あっ、たまちゃんも結婚したくなっちゃった!?」
「まだそんなこと、考えてません。」
そもそも結婚を考える相手もいないのに。
二人は生まれた時からの幼なじみなんだっけ。
「でもさ、大和だってさくちゃんのドレス姿、綺麗すぎて直視できないとか言ってたよ!な、真!」
「あー、もう可愛すぎてやばい、とかも言ってたな。」
速水君の友達が笑いながら言う。
「おい、梓…」
「はいはい、こんな日まで喧嘩しないの。それにいいじゃん、たまには。」
帰り道、二次会があって電車に乗ったのは終電ギリギリ。
「いい式だったね。」
帰りは日芽と一緒。
今日結婚式に出席するために昨日まで残業していた日芽はずっとくまが残ってないか心配してた。
「うん、なんか結婚っていいよね。」
「あっ、たまちゃんも結婚したくなっちゃった!?」
「まだそんなこと、考えてません。」
そもそも結婚を考える相手もいないのに。