誠実だし仕事にも熱心だから部長からの信頼も厚い。
「急な話で悪いんだけど、来週から新薬開発の研修室に見学しに行くことになったんだ。地方にあるから出張になるんだけど、久住さんにも一緒に来て欲しいんだ。」
新しい薬の研究室!
大学時代の大半を研究室にこもっていた私。
こんなにワクワクすることってない。
「ぜひ!」
「そっか、よかった。」
ニッコリと微笑む川澄先輩の笑顔にはまるで嘘がない。
さっきの月島先輩とは違って、本当に真っ白。
「環ちゃんが透哉と出張に行く間、日芽ちゃんと響は二人でプレゼン任せるって部長が言ってたよ。」
川澄先輩の隣のデスクからそう言うのは成瀬君の教育係である桐嶋瑛斗先輩。
黒縁メガネが似合うイケメンだ。
密かに私はこの二つ上の同期であり、仲の良い教育係をイケメン三銃士と呼ばれているらしい。
「へえ、成瀬と灰崎さんが。部長もなかなかやるね。」
またこれは面白いものが見れそうなのに、残念。
「急な話で悪いんだけど、来週から新薬開発の研修室に見学しに行くことになったんだ。地方にあるから出張になるんだけど、久住さんにも一緒に来て欲しいんだ。」
新しい薬の研究室!
大学時代の大半を研究室にこもっていた私。
こんなにワクワクすることってない。
「ぜひ!」
「そっか、よかった。」
ニッコリと微笑む川澄先輩の笑顔にはまるで嘘がない。
さっきの月島先輩とは違って、本当に真っ白。
「環ちゃんが透哉と出張に行く間、日芽ちゃんと響は二人でプレゼン任せるって部長が言ってたよ。」
川澄先輩の隣のデスクからそう言うのは成瀬君の教育係である桐嶋瑛斗先輩。
黒縁メガネが似合うイケメンだ。
密かに私はこの二つ上の同期であり、仲の良い教育係をイケメン三銃士と呼ばれているらしい。
「へえ、成瀬と灰崎さんが。部長もなかなかやるね。」
またこれは面白いものが見れそうなのに、残念。