けれどそこに私にとって一番必要なものが無かったのだ。

一番必要なもの
[一緒にため息をつけるともだち]

別に四六時中それが必要って訳じゃない、ただそれを持っているって予感と気配が大事なんだ。

それは普段は見ないけれど財布の中に入っている写真の様な、本棚の奥にそっと隠している手紙の様な、そんなもの。