「ありがとう、アカネさんも心配してくれてありがとう」

「いいわよ私は、さぁ行ってらっしゃいあの子拗ねちゃうわよ」

アカネさんは厨房へ消えて行った。

ソファの中で不図思った、私は家も学校を居場所がないけれど、けれどそれでもここがある、アカネさんもカンくんも居る、だから、、、

外に出ると冷たい風が心地よく、国道沿いをのオレンジのライトが静かに灯っている。